郭中医漢方薬店

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郭中医鍼灸院

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漢方での不妊治療

原因による漢方治療

漢方で妊娠しやすい体を作ります。妊娠しにくいのは、虚証の原因と実証の原因があります。 虚証には、主に腎虚証、脾虚証、実証には、痰湿証、気滞証、瘀血証、寒凝証などがあります。 具体的な症状として、腎虚証は、生理の遅延、量が少ない、慢性腰痛、下肢の冷え。 脾虚証は、貧血気味、胃腸不調、疲れやすい、顔色のつやがない、食べても太りにくい。 気滞証は、イライラ、精神不安、頭痛、肩こり、乳房脹痛。痰湿証は、むくみ、おりものが多い、太りやすい。 瘀血証は、生理痛、生理に血塊、目の下にクマができる。寒凝証は顔色蒼白、冷え、生理痛、生冷物を好む。 虚証タイプ、あるいは虚証と実証が同時に見られるタイプは、妊娠に至るまで、比較的時間がかかります。 虚証には、機能低下や物質不足(血・気・精・陰・陽)、体質的な問題が多いので、治療には補法で時間を要するためです。 一方、実証には、化痰・利湿・活血・理気の瀉法で、実邪を取り除くことによって、体の機能を正常にさせます。 虚実が両方ある場合に段階に分けて治療することがあります。

漢方周期調節法

当院では月経の周期に合わせて漢方を調節する西洋医学と中医学の考えを融合した【漢方周期調節法】も取り入れています。 漢方で不妊治療のホルモン剤による副作用を軽減することもできます。
月経期
この時期に気と血の流れを促進させ、不要となった子宮内膜を排出して、しっかり出しきることが重要です。 そのため、理気活血薬で気血の巡りを高めて調整します。
低温期
新しい内膜を作る時期、良い卵子を育てる大事な時期です。血を養い、腎を補う漢方で整えます。
排卵期
成熟した卵子の排卵を促す活血と温陽剤を使います。黄体に変化するのを助ける「腎陽」の力を補うことと、 卵巣から子宮に卵子を運ぶのを助ける「活血」剤を選択します。
高温期
黄体ホルモンの分泌が促進され、体温は上昇し、子宮内膜は更に柔らかく厚くします。 着床しやすい状態になります。この時期に、温陽養陰、理気疏肝薬で助け、 イライラ、頭痛、胸脹などのPMS(月経前症候群)も防ぎます。

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